138億年前~100万年前

・宇宙の誕生・ビッグバン(大爆発)
138億年前

・宇宙の誕生

137億年前


133億年前

・星や銀河の誕生
・星々が最初に輝き出したのは、宇宙の誕生から約5・5億年後だったとする最新の研究結果を、欧州宇宙機関(ESA)が5日公表した。
 これまで考えられていた時期よりも、1億年以上遅いという。小池竜太 朝日 2015年2月6日12時28分

1283000 年前

・最古・最遠の銀河を国立天文台スバルが発見 03.11.06読売

120億年前

・人類の住む銀河系の形成

46億年前

・太陽の誕生・地球の誕生
・約46億年前に太陽系が誕生した際に一緒に作られたと考えられているテンペル第1彗星の核に、ディープインパクトの子機を衝突させて観測した 結果、彗星の内部は、約46億年前に太陽系ができたころの物質を「冷凍庫」のように保存していることがわかった。⇒07.05.20.朝日
・先カンブリア紀(約46億年前以降、5億4200万年前以前)
 肉眼で見える大きさで硬い殻を持った生物の化石が初めて産出する

45億年前

・始生代(45億~8億5000年前)

40億年前

・最古の岩石 カナダのアキャスタ片麻岩 NHK高校講座地学p70

39.5億年前

生命の痕 東大など発見、1.5億年さかのぼる 2017年9月28日 朝日

 東大の小宮剛准教授らは、カナダ東部のラブラドル半島にある39億5千万年前の堆積岩から、炭素からなる鉱物・グラファイトを見つけた。この同位体を調べたところ、2種ある同位体のうち、生物が炭素を取り込むときに選ぶ炭素が、ほかの炭素よりも多く含まれていることがわかった。海の微生物だったと考えられるという。

 地球は46億年前に誕生したとされている。論文では、「炭素は当時の海底に降り積もった生物由来のものであると言え、地球上の初期の生命が活動していた証拠の可能性がある」としている。これまで、最古の痕跡は、ラブラドル半島の東側にあるグリーンランドの、38億年前の堆積岩から見つかったグラファイトだった。小宮准教授は「今回わかったことは、生命の存在。どのような生物種かは特定できておらず、今後の課題」としている。(神田明美)


38億年前

・生命の誕生
・世界最古の岩石=グリーンランド堆積岩(38億年~39億年前)(武蔵村山市史資料編 自然p7)

35億年前

・生命の誕生⇒
・メタンを作る菌発見⇒

20億年前

・日本最古の岩石=飛騨片麻岩(武蔵村山市史資料編 自然p7)
・二つの銀河団が衝突、衝撃で周囲の暗黒物質(ダークマター)が波紋のように広がった画像をハッブル宇宙望遠鏡が捕らえた。10億~20億年前
 ⇒07.05.16.朝日夕刊

18億年前

・日本列島の歴史が始まる。アジア大陸と地続きで日本は大陸のへりにあった。(日野市史通史編1p12)

15億年前

・緑藻植物(真核生物)の出現

12億年前

・ミミズのような生物のはった跡発見 オーストラリア 020510朝日

11億年前

・多細胞生物がはった跡発見 インド北部 981001朝日

10億年前

・最古の確実な動物の化石
・海底1万㍍に原始的な単細胞の生物(10億年~8億年前)⇒

8億5000万年前

・原生代(8億5000万年前~6億年前)

7億年前

・全地球凍結

6億年前

・古生代(6億年前~2億5000年前)

5億8000万年前

・5億8000万年前~7000万年前 最古の大型動物化石 カナダ  030116読売
◎東京付近の地質年代表 地質時代に有り

5億4000万年前

・古生代(約5億4000万年前から約2億5000万年前)
・カンブリア紀(約5億4000万年前から約5億年前)
・爆発的な生物の進化
・かたい殻を持った動物群の出現

5億3000万年前

・背骨を持った(脊椎動物)動物出現 040424読売

5億600万年前

・日本最古の地層を茨城県日立市北部の山地で発見。茨城大、国立極地研究所の研究チーム。
 2か所の火山岩は5億600万年前と4億9800 万年前のものと判明。
 これまで最古は岐阜県の飛騨山脈にあるオルドビス紀(4・9億~4・4億年前)のものとされてきたが、
 カンブリア紀 (5・4億~4・9億年前)という一つ前の時代にできたものになる。(080919読売新聞)

5億年前

・オルドビス紀(5億年~4億3800万年前)
・最古の確実な脊椎動物の化石

4億3800万年前

・シルル紀(4億3800万年~4億1000万年前)
・最古の確実な陸上動物
・最古の確実な陸上植物
・日本列島は海に覆われるようになり、浅い海の底になった。(日野市史通 史編1p12)

4億1000万年前

・デボン紀(4億1000万年~3億6000万年前)
・最古の種子植物

3億7500万年前

・脊椎(せきつい)動物が水中から陸上に生活圏を広げる進化上の大転換点に位置する新種の魚類の化石(北極圏のカナダ・エルズミア島)発掘 ⇒

3億6000万年前

・石炭紀(3億6000万年~2億9500万年前)
・最古のは虫類の時代

3億5000万年前

・陸上進出直後の両生類の化石発見 スコットランド 020704朝日 
 020805読売では3億4000万年前と報道

3億年前
   
・サメの歯 岐阜県上宝村 000921読売
・五日市付近で珊瑚礁が発達、ウミユリやフズリナが大量発生
 (3億年前~1億年前 東京の自然を訪ねてp113)

2億9500万年前

・ペルム紀(二畳紀 2億9500万年前~2億4500万年前)
・古生代型動物の絶滅

2億9000万年前

・2足歩行脊椎動物=は虫類 ドイツ・チューリンゲン 001109読売

2億8000万年前

・成木五丁目青梅石材採掘場の頁岩二畳紀中期の放散虫の化石が発見される。(2億8000万年前~2億2500万年前)(青梅市史上p36)

2億5000万年前

・「中生代」(約2億5000万年前から約6500万年前)
・恐竜の時代の始まり
・アデロバシレウス=最古の哺乳類=恐竜とほ乳類の共存⇒
甲殻類の仲間で絶滅した「囊頭(のうとう)類」の化石3種類を、東北大総合学術博物館のグループが、南三陸町歌津にある2億5千万年前の地層か ら見つけた。国内では初の発見で、2種類は新種とみられるという。朝日2015.09.24.

2億4700万年前

宮城県南三陸町、日本最古となる脊椎(せきつい)動物のふんの化石。ふんの中からは脊椎動物の小骨も見つかった。
 この時期は生物の大量絶滅の500万年後にあたり、すでに生態系が回復していたことを示す国内で初めての発見。
 約2億5200万年前の古生代と中生代の境には海の生物の約95%の種が絶滅し、
 生態系の回復に約500万年以上かかったと考えられてきた。(朝日新聞 2014.10.17.)

2億4500万年前

・三畳紀(2億4500万年前~2億500万年前)
・哺乳類の出現

2億4000万年前

・最古の魚竜の化石(宮城県歌津町館崎)⇒

2億3000年前

インドネシアの西ティモールで見つかった約2億3千万年前のシーラカンスの化石が、北九州市立いのちのたび博物館の籔本(やぶもと)美孝学芸員(63)らの研究で新種と確認された。1日発行の日本古生物学会の国際誌「パレオントロジカル・リサーチ」に論文が掲載され、博物館で展示が始まった。2016年3年7月2日朝日

2億500万年前

・ジュラ紀(2億500万年前~1億3500万年前)
・鳥類の出現
・造山運動(本州造山運動)により、奥多摩や五日市の山々が海上に姿を現わした。(日野市史通史編1p12)
・地球史上最大の生物大量絶滅 011031朝日
・直径190キロの隕石跡 オーストラリア沖200キロ 040514読売

2億年前

・飛騨片麻岩と花崗岩
・二億年前の中生代から古生代の地層は、はるか南方の海で堆積したものがプレートの移動によって現在の位置に至ったと考えられている。
 (武蔵村山市史上p6)

1億7500万年前

・空を飛ぶ最古の哺乳類 ボラティコテリウム・アンティクウス
 ジュラ紀中期から白亜紀前期(1億7500万年前~1億2500万年前)の中生代に生きていた

1億6400万年前
 
・カストロカウダ・ルトラシミリス(ほ乳類)⇒
・鳥類(アウロルニス)の骨格化石 中国で発見 朝日 2014年3月18日

1億6100万年前

・体が羽毛に覆われた「羽毛恐竜」で、翼のような脚もつ獣脚類の新種を発見。中国河北省の約1億6100万年前のジュラ紀の地層から発掘 2010.01.19.朝日新聞

1億6000万年前
 
・ティラノサウルス(ジュラ紀後期・恐竜)中国新彊ウイグル自治区⇒

1億5000万年前

・コンプソグナトゥスの新種化石 鱗があり、羽から鱗に先祖返りした可能性がある ドイツ南部ジュラ紀後期地層⇒
・奥多摩山地や氷川付近に、中生代ジュラ紀の鳥巣式石灰岩(とりのすしき)がある。(東京の自然をたずねてp142)
南米チリで発見 ジュラ紀後期の恐竜化石、この時期の獣脚類としては珍しい植物食の新属新種
 約1億5千万年前の地層で見つかった。全長は推定1・2~3・2メートル。
 歯の形が、植物を食べていた鳥盤類などに似て、表面がすり減った植物食の特徴もあった。(2015.05.21.朝日)


1億4000万年前

・兵庫県篠山層群白亜紀(1億4000万年前~1億2000万年前)地層から草食恐竜の化石発見 070104朝日
・福井県勝山市北谷町で1億4000万年~1億年前の地層から恐竜の皮膚痕化石を発見。⇒07.04.26.朝日

1億3500万年前

・白亜紀(1億3500万年前~6500万年前)
・高尾山や陣馬山などの山地ができた。この地層を小仏層といい、日野の地層の始まりはこの頃と思われる。(日野市史通史編1p12)
・中生代型動物の絶滅
・被子植物の発展

1億3000年前

・石川県白峰村桑島で、草食恐竜・ヒプシロフォドンの頭骨化石発見 (武蔵村山市史資料編 自然p7)
・恐竜を食べていた大型ほ乳類の化石 中国・遼寧省 050113読売
白山市桑島の白亜紀前期(1億3千万年前)の地層「桑島化石壁」で見つかった化石が、ワニに似た「ネオコリストデラ類」という淡水生爬虫類(はちゅうるい)の頭の一部と分かった。朝日 2014年4月25日

1億2500万年前

・レペノマムス・ロブストゥス 恐竜を食べていたほ乳類⇒
・スパラコテリウム類(ほ乳類)⇒
・ヒトなどを含む「真獣類」の化石 胎盤を持つ最古のほ乳類 ほ乳類は樹上でも生活 中国・遼寧省 020425朝日、読売

1億2000万年前

・卵殻化石 勝山市で卵殻の化石を発見 原始鳥類が生息し、産卵していた 朝日 2014年3月18日
・空を飛ぶ「翼竜」の化石 岐阜県高山市荘川町中生代白亜紀前期地層から発見 070112読売
「コシサウルス・カツヤマ」福井県勝山市で2008年に発見。草食恐竜イグアノドン類の新種(恐竜の化石)と認められた。2015年3月12日朝日


・福井県勝山市北谷町杉山で、草食恐竜「アンキロサウルス類」の足跡化石1点など発見。この場所で存在が確認された恐竜は新種を含めて7種となり、国内の恐竜化石の8割以上が産出される。四足歩行のアンキロサウルス類は背中をトゲトゲの硬い骨で覆い、「鎧竜(よろいりゅう)」とも呼ばれ、鎧竜の頭骨の一部や歯は北海道や長崎県で、足跡化石は富山県で見つかっている。(2015.09.08.読売)

  足跡化石

1億1000万年前

・白亜紀前期の新種トカゲ化石発見 パキゲニス・アダチイ 兵庫・篠山(2015.02.06.朝日新聞)

・兵庫県丹波市の白亜紀前期(約1億1千万年前)の地層で発見された卵の殻の化石約90枚について、5種類に分類され、うち1種が新種の恐竜のものと判明した、と発表した。
 同日出版の国際学術雑誌「クレタシアス リサーチ」電子版に掲載され、学名は卵の殻の模様にちなんで「ニッポノウーリサス・ラモーサス」と認められた。国内で発掘された恐竜の卵の化石で学名が付くのは初めてという。(2015.6.29 産経新聞)


1億年前

北海道三笠市白亜紀中期(約1億年前)の地層から、大型爬虫(はちゅう)類の首長竜と翼竜の化石が見つかった。首長竜と翼竜は白亜紀に生息していたが、同じ地域で共存していたことを示す証拠は少なかった。(朝日2018.08.30.2018.08.30.)

・ハチの化石が、ミャンマーで発見された。「当時、非常に小さい花があったことと符合している」

8100万年前

・硬い骨に覆われた四足歩行の草食恐竜「鎧竜(よろいりゅう)」の歯の化石1点を発見
  長崎半島西岸(長崎市)にある白亜紀後期(8100万年前)の地層「三ツ瀬(みつぜ)層」
 鎧竜は白亜紀(1億4550万年前~6550万年前)に北半球に分布。全長5~8メートルと推定される。
 国内ではこれまで、熊本県御船町の9000万年前の地層で見つかった化石が時代的に新しいものだった。(20140707読売)
・長崎市にある約8100万年前の白亜紀後期の地層から、ティラノサウルス科の歯の化石2つが見つかったと発表した。
 歯の厚さや地層の時代から大型種のものとみられ、全長は推定10メートル。
 恐竜博物館によると、ティラノサウルス科の大型種の化石が発見されたのは国内初。(2015.7.14 産経新聞)

 

6600万年前
・6600万年前の小惑星衝突の痕跡を調べる掘削調査がメキシコ湾で始まった。2カ月かけて海底下1500メートルまで掘り進み、当時の地層を直接採取、大衝撃による環境の変化を解明する。海底での本格的な掘削調査は初めてという。すでに小惑星の衝突時にできた地層の標本が得られているという。 2016.05.16朝日夕刊

6500万年前

・「新生代」(約6500万年前から現代)、この区分は、
 古生代は三葉虫やサンゴなど、
 中生代はアンモナイトや恐竜など、
 新生代は哺乳動物など、
 その時代に栄えた生物にもとづいて行 う。06.01.20.読売
・恐竜の絶滅

5500万年前

・北極の海面は23度 4500万年前から氷に覆われ始めた 06.06.01朝日
・霊長類の頭骨化石 アジア起源説が浮上 中国・湖南省 04.01.01.読売

5000万年前

・哺乳類の発展

4200万年前

・ペンギンの化石発見 南米ペルー沿岸部2007.06.26.読売

3600万年前

・ペンギンの化石発見 南米ペルー沿岸部2007.06.26.読売

2400万年前

・絶滅した古生物の海獣「パレオパラドキシア」の世界最古の化石発見。北海道羽幌(はぼろ)町の築別川上流域。
 左肩甲骨、左上腕骨、肋骨(ろっこつ)のそれぞれの一部で、5・8~12・3センチの計3点。
 関節が接した状態で、同じ石の塊に含まれていた。地層の年代から、約2400万~2100万年前の化石と判定した。(2015.03.21.朝日新聞)



2300万年前

・地質年代の区分を第三紀と第四紀の代わりに「パレオジーン」「ネオジー ン」とする案が国際地質科学連合(IUGS)でまとめられた。
 ○2300万年前は、第三紀を新旧に分ける場合の境界だった。06.11.11.読売

2000万年前

青森県沖の海底下約2・5キロの地層から微生物群が見つかった。海底下の最も深い場所で見つかった微生物で、2千万年以上前の陸上の森林や湿地に由来する可能性があるという。この付近の地層は2千万年以上前に日本列島がまだユーラシア大陸の一部だったころ、現在の北海道南部から東北太平洋岸にあった森林や湿地が、太平洋プレートに押されて沈み込んだものと考えられている。
 このとき陸上にいた微生物の子孫が地中深くで生き延びていた可能性があるという。(2015.07.28.朝日新聞)

 

700万年前

・ヒトの先祖とチンパンジーやゴリラの先祖とは同じ動物だった。(列島創世記p22)

600万年前

・直立二足歩行をした最古の化石人類
  ケニアの類人化石オロリン(ミレニアム)・アンセスター)
 (東村山市史上p161)

500万年前

・日本のメタセコイアは、鮮新世(五〇〇万年前)から山麓と海域の間に帯状に形成された湿地帯森林をつくったと推定されている。
・メタセコイアは第四紀の今から八○万年前に絶滅したと推定されている。
・神明ケ谷戸からは、メタセコイアの球果、オオバタグルミなどの大型植物化石が発見されている。(武蔵村山市史上p6)

500万年前

・東アフリカで、アウストラロピテクス(猿人)が出現。猿人は二本足で歩 き簡単な石器を使用し、約一〇〇万年前まですんでいたと推定。
 (450~500万年前 武蔵村山市史上p6) 東村山市史では440万年前とする(東村山市史上p162)

350年前

エチオピアで新種の猿人とみられる複数の歯とあごの化石を発見。米クリーブランド自然史博物館などのチームが英科学誌ネイチャーで発表。
 年代は330万~350万年前。
 「ルーシー」の愛称で知られるアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)とほぼ同じ。
 発見場所もアファール猿人の記録があった所から約35キロと近い。(2015年6月11日朝日)


318万年前

・「ルーシー」の愛称で呼ばれる約318万年前のアファール猿人(アウストラロピテクス・アファレンシス)の化石人骨調査で、ルーシーは、木から落ちて死亡した可能性があることがわかった。米テキサス大やエチオピア・アディスアベバ大のチームが30日、英科学誌ネイチャーで発表する。2016年8月30日 朝日

300万年前

・氷期ー間氷期の始まり=現在の地球環境の始まり

280万年前

・現代の人類を含むホモ属の最古のものと思われる化石を発見。エチオピア・アファール州の地層。
 損傷のない歯5本がある成人の下あご左側の一部だった。
 より原始的な猿人とホモ属の両方の特徴があるが、歯並びからホモ属に近いことがわかったという。
 化石の年代は、約280万年前~275万年前と判断した。ホモ族の起源が約40万年遡る。(2015.03.06.朝日新聞)


260万年前

・260~250年前、最古の石器・オルドワンが登場。アフリカ。
 発達した猿人(アウストラロピテクスの仲間)か初期の原人(ホモ・ハビリス)かは不明(列島創世記p22)

258万年前

・「第四紀」の始まりが、181万年前から258万年前に変更される。
  258万年前ごろは、北米と南米がつながって海流が変化し、北半球での氷床が拡大した。地球全体の寒冷化が始まり、その後、氷期と暖かい「間氷期」が繰り返されるようになった。(2010.01.21.毎日新聞)

220万年前

・「器用な人」という意味のホモ・ハビリスが出現(東村山市史上p163)

200万年前

・上総層群が形成される。200万年~70万年前 第四紀更新世前期
 陸地から運ばれた泥や砂が海底で堆積して岩石となった。国分寺市周辺で100メートルの厚さ。植物の実や海に住む貝の化石が発見される。
・この海は鹿島灘に開く内湾で、現在の多摩丘陵や狭山丘陵、東京湾、房総半島北部そして関東平野南部に広がっていた。(大昔の国分寺p16)
・200万年前の初期人類、新たに1種 ケニア北部で発見 新たな初期人類の化石を米英などの研究チームがケニア北部で発見した。
  約200万年前に人類の祖先のほかに2種類の初期人類がいたことになる。
  約200万年前、現代人の祖先とされる「ホモ・エレクトス」のほかに、道具をつくる「器用なヒト」という意味の「ホモ・ハビリス」がいたと されてきた。
 1972年にハビリスよりも大きな頭の化石がケニア北部で発掘された。
 しかし、それがハビリスの一種なのか独立した初期人類なのか議論になっていた。 
 研究チームは今回、下あごなど3点の化石(178万~195万年前と推定)を発見。ハビリスに比べ歯の並び方が急なカーブを描いていること や犬歯の特徴などから、別種の初期人類と確認した。2012年8月15日朝日新聞 電子スクラップあり
・現在秩父盆地を経て寄居に流路をとっている荒川は、200万年~100万年ほど前には秩父から名栗の谷を通って関東平野に流れ出ていた。所沢市史上p35 p36に流路図あり。

・アキシマ鯨 地層から約200万前のものと推定される。多摩川河川敷で発見。化石はほぼ全身で、全長約12メートル。
 2018.01.19.朝日新聞

180万年前
 
・東村山市内の丘陵部で確認される狭山層群(三ツ木礫層、谷ツ粘土層)は 前期更新世(約180~70万年前)に堆積した。
・この頃、関東平野の大部分が海の底であり、これらの層は山地からもたらされた礫、砂、泥が堆積したものである。
・狭山層からはメタセコイア、オオバラモミ、エゴなどの植物化石やマガキ、ハイガイなどの貝化石などが発見されている。
 (東村山市史資料編 考古p16)
・海の時代


170万年前  

・第四紀との境界 小平市史160

175万年前

・エチオピアのコンソ遺跡で、日本・エチオピア合同調査隊が175万年 前の世界最古の「握りおの」などの石器を発見した。
 形を意識して加工された最古の石器という。同じ遺跡の約100万年にわたる地層からは 多数の石器が見つかった。
 初期の原人が作った石器の進歩をたどるうえで貴重な発見という。(朝日2013年1月29日朝刊 電子スクラップあり)

165万年前

・石器・アシューレアンが出現、ホモ・ハビリスから進化した原人のホモ・エレクトウスの仲間が生み出した。(列島創世記p22)

160万年前

・「新生代第4紀更新世前期」の地層からアキシマクジラの化石発見
・ヒノクジラ いずれも多摩川河川敷から発掘
・二〇〇万年前に第四紀に入り、日本列島は一片が数一〇キロ立方㍍のかたまりとなって分かれ、隆起を始めた。
 現在の山の高さは第四紀になってからの隆起量によって高低ができたといわれる。
 山地のふもとには多摩丘陵をはじめ、加治丘陵・狭山丘陵・草花丘陵・加住丘陵(=滝山丘陵)・恩方丘陵・川口丘陵ができた。
 (日野市史通史編1p12)

120万年前

・ジャワ原人(2015.01.28.朝日新聞)
・狛江市多摩川で海牛(ジュゴンの仲間)の全身化石発見。一帯はかって河口に近い浅瀬と考えられている。⇒07.05.11.読売

100万年前

・関東山地の縁に、広大な扇状地が発達(50~100万年前、東村山市史上 p55)
・入間川に直立したメタセコイアの化石林が発見されている。(所沢市史上p37)
・100万年前も焼き肉していた。南アの洞窟に最古の痕跡。
  南アフリカ北部にある奥行き約140メートルの洞窟で地面を掘り、採取した土を薄切りにして顕微鏡で観察。
 植物の灰と燃えた骨を見つけた。 どのように火をおこし、どのような動物の肉を食べたかはわかっていない。
 骨や土の変化を調べたところ、500度前後で加熱されているものが多かった。2012年4月4日朝日新聞