8へびのステッキ

8へびのステッキ


タイトル:へびのステッキ
場所:東大和市南街5丁目栄公園
設置日:平成6年3月31日
材質:白御影石
サイズ:H1700×W750×D750センチメートル

作品紹介)
  第二次世界大戦の頃のことです。現在の玉川上水駅付近は、雑木林が続く少年たちの遊び場で、そこには、縞蛇(しまへび)や青大将(あおだいしょう)、地もぐりがたくさんいたそうです。
 当時、地方から日立航空機に動員された青年の中に、へび取り器を使ってへびを捕まえるのが上手な人がいました。
  取ったへびの肉は、串に刺して醤油をつけて焼いて食べたそうです。
  また、残ったへびの皮は、水にさらして風とおしのよい場所で陰干しし、乾燥させると皮が棒にぴったり張り付いて、立派なステッキができたということです。