明治元年の高札
「それホント?」
「明治維新でしょ。そんなことあり得ない」
蔵敷にある高札場での話です。
今年は明治150年にあたります。維新になってここに最初に掲げられた高札についてです。
当時の蔵敷村の名主・内野杢左衛門さんが明治元年(一八六八)十一月三日、新しい高札の書き換えを役所に願い出ました。十二月十九日次の高札が届けられてきました。
意訳します。原文は郷土博物館でご覧下さい。
定
「人間は五倫の道を正しくせねばならぬ」
「身よりのない者や病人をあわれむこと」
「殺人・放火・盗賊のような悪業をしてはいけない」
「徒党、強訴、逃散は厳禁、このよう
なことがあれば早々に役所へ申し出でよ、ご褒美を下さる」
「邪宗門はこれまでのとおり禁制」
「切支丹宗門はかたく停止」
杢左衛門さんは「広く会議を興し・・・、知識を世界に求め・・・」の五箇条の御誓文を几帳面に記録しています。それとの違いに、呆れながら、渋々掲げたと伝えられます。明治六年(一八七三)にやっと取り除かれました。それから五年、村人達は新しい世界、自由民権を求めて立ち上がります。
100号記念コメント
一号、一号の積み重ねの百号は、そのまま東大和市の歴史を語る百の証言です。その間の並々ならぬ労苦は今後の励ましの基であり、貴重な道しるべです。
更に新たな世界を広げてください。心からの拍手を送り、東大和市のため益々の発展を祈ります。素っ頓狂
橋本様
いつもご苦労様です。お世話になります。
100号記念コメントを送りします。
一号、一号の積み重ねの百号は、そのまま東大和市の歴史を語る百の証言です。その間の並々ならぬ労苦は今後の励ましの基であり、貴重な道しるべです。
更に新たな世界を広げてください。心からの拍手を送り、東大和市のため益々の発展を祈ります。 素っ頓狂
長かったら適当にカットしてください。
歴史散歩は別便で共同印刷に送ります。
河本さんにメールしましたが、届きませんでした。
よろしくお願い致します。
安島喜一