砂の橋の石橋供養塔

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タイトル (Title)

砂の橋の石橋供養塔

詳細 (Description)

砂の橋の石橋供養塔(東大和市指定文化財・郷土資料)
 清水観音堂境内本堂北側に砂の橋の石橋供養塔がまつられています。
 東大和市・指定文化財・郷土資料です。
 文化財としての指定理由は次の通りです。
清水砂の橋(すなのはし)の石橋供養塔
所在 東大和市清水一丁目 清水観音堂敷地内
指定 昭和55年(1980)4月1日
指定理由
 この供養塔は石橋の構築と長期の保存を願い建立されたもので、当時の民間信仰の一端を示すものとして貴重な存在である。
砂の橋供養塔の解説
 供養塔の脇に教育委員会の説明板があります。
 東大和市郷土資料
 砂の橋の石橋供養塔
 この供養塔は、文化十一(一八一四)年清水村の原七郎左衛門母妙智尼が建立したものである。砂の川(現空堀川)に架けられた砂の橋の安全や維持、さらには現世と来世の安らかであることを願う、当時の民間信仰の一端を示すものとして貴重である。
 大正十五(一九二六)年、老朽化した砂の橋を架け替える際、清水観音堂敷地内に移設されたものである。
                      東大和市教育委員会
 現地には、上図のように「本村橋」と「砂の橋」の二つの石橋供養塔があり、注意を要します。図左側の馬頭観音、庚申塔と並んでまつられているのが、砂の橋供養塔です。本村橋の供養塔については別に記します。
砂の橋石橋供養塔の碑面
正面
少し表面に荒れが見え始めましたが、豪快な文字が刻まれています。
右側面
 光線の具合により刻まれた文字が見えにくい場合があります。
    武蔵多摩郡清水村
 遠近郷里自他助力為二世安楽
    願主 原七郎左衛門母妙智尼
左側面
場所が狭いのと並んでいる他の石造物に失礼のないように配慮が求められます。
 文化九壬申二月発起
 同十一年甲戌十月成 世話惣村中
 文化9年(1812)、文化11年(1814)
砂の橋の位置
 砂の橋は砂の川(空堀川)に架かる橋です。この周辺の地名は、砂、上砂、上砂台と砂の川にちなんだ名前が集中します。
 ・砂地に護岸、橋台を設け、橋を架けるためには特別の準備が必要でした。
 ・作った橋は長い期間の利用が願われました。
  本村橋では100年余を経て架け替えをしています。
 ・砂の橋の向こうは、武蔵野の原野を開拓した新田の畑が連なっていました。
 ・橋は日常生活圏と一面の畑地を繋げる結節点でした。
 ・そこで、橋場は外から病魔が入ってくるのを防ぎ、追い払う重要地点でもありました。
 ◎供養塔はこれらを総合して祈願したものと思われます。

Item Relations

This item has no relations.

Citation

“砂の橋の石橋供養塔,” 東大和デジタルアーカイブ, accessed 2023年1月29日, https://higashiyamatoarchive.net/omeka/index.php/items/show/1560.